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まずは単語説明

1自然栽培(無肥料無農薬栽培)

自然栽培(肥料無農薬栽培)とは、人為的に肥料を与えず己の持つ自然の力で養分を集めて育ってもらう栽培方法である。

そもそも作物には人為的に肥料を与える必要は無く自己の生命力で生きていくものであり、人間が育てると思っていることが思い込み。

春に桜はいっぱい咲き乱れます。その様を見て人間は感激し狂喜します。
誰か育てているんでしょうか?


春になると山が新緑に塗り替えられます。それを見て人は感激し心新たにします。
誰かが色をつけているのですか?



車が行き交う道路の隙間にに草が生えます。
中にはダイコンとか野菜までも出てきたりで、人は頑張る象徴みたいに囃し立てたりします。


これらはいったい何故なんでしょう?
自然のもつ生命の偉大さなのでしょうが、それを誰が証明できるのでしょうか?

その自然の力を利用してバランスのいい健康な作物を育てるのが自然栽培です。

自然栽培とは自然農法で作物を作り、生業として成り立つ事です。
もっと詳しく

2何故に無肥料栽培か?

以前は肥料をやらずに作物が出来るなんて考えもしなかったのですが、ナチュラルハーモニーのセミナーで高橋さんと木村さんから話を聞き”衝撃”を受けたわけです。
信じられずに肥毒の検査をしてその存在を確認し、実際にやってみて、その凄さに驚いたわけです。

まずはイチジクでした。

肥料を入れないだけでおいしいものが出来てきました。そしてその日持ちの良さに驚愕でした。

完熟イチジクはその含まれる成分から自分で組織を破壊し衰えていきます。肥料を入れた木からは完熟させると3日もすればカビがはえるものしか出来ませんでした。
だからそういうものだと思っていたんですが、無肥料で出来てきたイチジクはなんと3週間ももったのです。

(私は収穫した日付けをパックに貼り付けてます。実は売れたときが3週間目だったので収穫の日を確認してわかったんですね。そのときのイチジクの状態は真っ赤で完熟そのもの、美味そうな状態だったんです。だから実際はもっと持ったのではないかと思ってます。)

そして米

出来上がった米はとにかく美味かった。
それまでも自信があって食味会などに出展したりしてたのです。
だが・・・それは・・・いや・・・違次元

そんな感覚を受けましたね。


収量が少ないのが難点でしたが、とにかく満足でした。


この時点でもはやこれしかないと思い込んでしまったのですね。



さらに嬉しいことに、肥料を使わないと農薬がいらなくなるのです。

はっきり言いますが、何かあればいつでも農薬を使うつもりはあります。
使わないでダメにするなら作らないのと一緒なわけで、生きる糧にはなりません。
だけど

我慢すれば使わないでも大丈夫です。

多少はしかたないから・・・と考えていると使わないものなんですね農薬なんて。

農薬のもたらす被害を考えれば使わないのがいい。
安全ですから。

無肥料だと無農薬に出来る。


ならば無肥料にしよう。



しかもとんでもなく美味いものが出来るのだから・・・

その美味しさは横浜にあるアンゴロというナチュラルハーモニーの店で実感しました。
使う材料がみんな無肥料栽培のもの。素材を活かした料理に知人と驚愕しながらの食事でした。

そして次の日
みんなが体調がすこぶるいい。

知人の奥さんは肌にその違いを感じたそうです。
「10年ぶりくらいの感触」だわ・・・・って。

もうこれしかないでしょう。

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