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まずは単語説明

1もっと自然栽培(無肥料無農薬栽培)

自然栽培(無肥料無農薬栽培)とは、人為的に肥料を与えず己の持つ自然の力で養分を集めて育ってもらう栽培方法である。

そもそも作物には人為的に肥料を与える必要は無く自己の生命力で生きていくものであり、人間が育てると思っていることが思い込み。

作物の状態を考えてみてください。

わかりやすく少し成長した苗で考えます。

地上は緑が多くなり太陽の光を栄養分に変えようと光合成します。
地下は光合成に必要な養分を集めるために根を伸ばします。

種から引き継いだ記憶をもとに体の成長はその品種に変わっていきます。


この時点で体は決まった形を形成すべく動いているわけですが
全てコピーではなく、みんな少し違っています。
種に残された先祖の歴史がそうさせるのです。


そこで
養分を探すべく伸ばした根はどうするのでしょうか?

必要な養分を補充しなければ成長しないのなら
成長するだけの養分を追いかけ伸びていきます。

そこに養分があるならそこで根は成長を止め
体の成長に合わせて供給していきます。
一番に必要なのは水分。
体の9割を水分で作っているからです。

水が無ければあるところまで探しに行きます。

そこに届かなければ枯れて死んでしまいます。
簡単には死ねないから頑張るわけです。

さらに養分も

無ければ探すのです。


そう考えると、人為的に肥料をあげたら
根は伸びなくなります。

水分と養分があるなら探す根を伸ばす必要が無いからです。


肥料をあげないと、必要にかられて根を伸ばし
必要な分だけ供給しなければなりません。

必死に根を伸ばし頑張るのです。


ここで
肥料をあげるのとあげないのとでは
根の状態が全く違ってくるのです。



肥料をあげないと養分を欲しいために根が伸びます。

その根も養分が必要だから
根が伸びてるときは地上の形が成長しないわけです。



自然のメカニズムは素晴らしく
地球と月と太陽の絶妙なバランスで
生き物に恵みをもたらします。

植物には太陽と月の引力からなる
水分の移動による養分の供給が行われます。
地上では太陽の光による光合成をうながします。

さらに
地球の内部から湧き上がる力がそれに拍車をかけるのです。



地球の内部は6000度の高熱を抱きこみ
そこから湧き上がるエネルギーを吹き出しています。

顕著に現れるのが火山の噴火であり地震であるのです。
とても人間が制御できるものではありません。

はっきりと現象としてあらわれるのはわかりますが
現象として現れない力が常に地上に向かって放たれているのです。

その力はすさまじく
太陽と月の影響により台風、豪雨、干ばつ、などの影響を行うのです。



地球はそれらをうまく調整し
バランスを保つ仕組みを持っています。


そのバランスを保つ力によって
平穏な動きにしか人間は感じないようになっているのですね。


植物はそれらの力を感知し
生きる術を持っています。

だから季節があるのです。



何もしないのに春に緑に囲まれるのは
それらの仕事なのです。


それに逆らわない方法こそ
自然栽培だと思います。





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