無肥料無農薬野菜

自然栽培の野菜を作るのは最初は簡単ではなかった。
まずは土を作らなくては・・・・

その記録がここです。
序章


2006.3.20(月)

肥毒層検査やりました。
昨年のが今年はどんな事になっているのか?

自然農場化への取り組み4
肥毒層検査2年目

をご覧下さい。




2006・2・7(火)

ここで取り上げた大豆はナチュラルハーモニーを通じて
栄醤油醸造に送りました。

履歴(完全無農薬無肥料栽培)のはっきりわかっている大豆です。
どうゆうふうに仕上げてもらうのか楽しみであります。

そしてこの畑には現在麦を植えてます。
雪の降る中で手巻きで植えたんですよ・・・

収穫は6月

これで肥毒は抜けてくれるのでしょうか?

その後は多品種で野菜を作る予定です。
すでに
自然栽培での種を集めてますので
楽しみなんですよね。

最初は土の具合でうまくいかないかもしれないんですが
やり続けることで
いいものに仕上がってくると言われるので

そこにたどり着くのが当面の目標ですね。


米、イチジク、野菜

全てが無肥料栽培に変わっていきます。



2005.12.10(土)

この後に麦を植えるのですが
時間がないので、気があせっています〜〜〜

 

12/10時点サブソイラーで深く切り込みを入れました。
そして残査と草をかき集め畑の隅に集めてしまいます。
これは外に出してしまいたかったのですが、いかんせん捨てる場所がないので
こういう処理にしました。

肥毒にならないようにできるだけ出してしまいたかったけど
なかなか大変な仕事です。


12/8時点 大豆の脱穀
刈り取ったあとが雨がちで出来なかったんだよね〜〜〜

 
11/29時点 大豆の刈り取り

何故か遅くに、虫食いだらけだったのが
新しく葉をつけた為刈り取りが遅くなってしまった・・・・


10/20時点
なんでだろう〜新しく葉っぱがついてきているんだよね。
虫食いだらけだったのが今では立派に実をつけているではないか!!






2005.9.23(金・秋分の日)



ここは大豆の横の空かしてた部分なんですけど
ニンジンなんかもちょこっと作ってたりしてますが
この草の模様です。


これが大豆の葉の実態です。
虫に食われぼろぼろですよね。

それでもちゃんと実をつけてくれてます。
う〜〜〜〜〜ん
商品になるのかな?





草刈りしました。

あのね

不思議なの。

いいかげんこれは回りに迷惑かけるかな〜って考えて
草刈りしたんだけど

草刈りしてる途中に
トランス状態になったみたいで

草と・・・

いや土と話してる自分がいるんだよね。


女の人には判らないかもしれないけど

土が
ひげそりしてるみたいで気持ちいいって・・・

言ってるの。


私は
この後どんな草がはえてくるのかなあ・・・なんて考えてたりしたけど

土の気持ちいい感じ伝わってきたのかな・・・・



とにかく
自分ではよくわからないんだけど
そんな感じがしたのね。




あれ?
土と話してる?


なんだか変な世界に引きこまれてる?


でも


なにやら感じるものがあったのも事実だし






なんだろう?自然って



無肥料栽培の人参です。
こんなの見てると
嬉しくなってしまうんだよね。









2005.8.28(日)

今の無肥料栽培の畑
大豆を植えています。
間の草はやはりはえてますが
手作業で少しずつとっています。

しかし
肥毒を抜いていくのに
草はそのままでもいいのかなあ・・・と考えてもいるんですが
どうなんだろう。

もちろん虫もついてます。
このアングルでは見えないですが
葉は虫食いの穴がいっぱいあいているんです。

まだまだ肥毒が残っている証拠なのかな・・・




2005.6.3(金)

毎日草を見て考えてます。

草の役割

肥毒の存在

農薬での被害

自分だけは人に害のあるものを作りたくない。
そう思って日々調べ物したり
土を見たり。

毎日悩み
自問自答の状態です。

でも
いくら考えても何も使わない物にかなわない。

無農薬無肥料

人間から見ればそうなんだけど
実は
その養分は自然界から作物が勝手に吸収し
健康で勝手に農薬なんていらない状態にして育つものなんです。

だから
無農薬無肥料






人間が食するものは作物で
食しない物は雑草

人間ってなんて勝手なんでしょう。






同じ植物と考えたら


何故に何もしないところに
雑草はああもたくましく生きているんでしょうね。

それらが
人間の食する物ばかりなら
ただただ取り放題でも
あとから後から沸き上がります。

草は取っても取っても出てきます。


肥料なんて誰もあげないのに何故?



春になったら山は緑になります。
桜は満開になり花びらを散らします
なぜ・・・・

それだけのものを作っているのは何なんだ?

どこから
その養分は生まれてきてる?







ああ・・・

頭が痛くなりそうだ。


それだけの緑を作り上げる為に
いったいどれだけの養分が必要なの?


誰がそれを補ってるの?



あなたは答えられますか?





2005.5.5(木)

完全無肥料無農薬で作る。
このことに今は頭がいっぱいです。

ナチュラルハーモニーとも話が進み
こちらは土地を提供して
すばらしいものを協力して作ることにしました。

まだ、全てではないのですが
今後米を含め全て無農薬無肥料にします。

絶対に安全な、いいものを提供したい。

その思いに駆られる今です。




2005.3.19(土)

ナチュラルハーモニーの研修で高橋 博 さんから教わった方法をやります。
時間がかかるかもしれないのですが、本当にすばらしいものだと思うので
取り組んでみます。
そのための第一歩で自分の畑の事を調べました。

ああ・・この土地は4〜5年前に基盤整理したばかりで
そんなものはないだろうと思ったのです。

この実践は別記録にします。

自然農場化への取り組み1



2005.3.15(火)

凄いですね
世の中には本当に完全無農薬のものがあったんですね。

実は日本での無農薬という表示には疑問があります。
21種類の農薬は使っても無農薬でいいという決まりがあるそうなんです。
え?

なんで?

農薬使ってるのに無農薬?

おかしいよね。


それを知ったのは
千葉での研修です。ナチュラルハーモニーの主催でおこなわれたのですが
ここでの講師の方々の凄いこと。

今回ニンジンでお世話になった高橋 博 さん
その自信もさることながら苦労して今の実績をあげていらっしゃる人ですね。

完全無農薬だけではない!
完全無肥料!!

完璧だ。


その全てを教えていただき
本当に感謝です。

私はそれに向かって一直線に行きたい。




私はこれほどの衝撃を受けた事はありませんでした。

完全に無農薬のしかも無肥料で作物を作る方法があったんです。


実践に至るまでの過程

この場所は以下の考えの基に始めたんですが、調べていく内にすばらしい方法とすばらしい人達に巡り会い
そしてそれらを実践していくこととしました。


あるところから依頼がありました、完全に無農薬にんじんが欲しいと。

今の野菜類などいろんな作物には何かしら農薬は必要と思われます。
なぜならそれを使わなければまともに作が出来ないばかりか農業自体が成り立たないと思うから。
採算が合わないんですよね。

ただのにんじんでも、そのまま植えてたら草がたいへんだし
そのままなら草にまみれてにんじんは出来ないかもしれない。
ならばと草を撃退するために草殺しを使う。などなど、色んな意味合いで使われる農薬。
それを全て使わずにできるのか?
これから挑戦しなくてはいけない。依頼だからやるしかないんです。
なんだか恐いなあ。







2004.10.21(木)
さっそく頼んでおいた種屋さんから大まかな作り方と種のカタログが届いた。
しかし、その中にいきなり土壌消毒からと書いてある。

あらまあ

どうしたものかな?

さっそく壁にぶつかる私です。


分類について

減農薬野菜

通常使用する農薬の回数を1回でも減らせば、この名称で呼ばれています。

低農薬野菜

通常使用する農薬の回数を半分程度に減らせば、この名称で呼ばれています。

有機野菜

作り方と産地を明確にし、出荷10日前に農薬をつかわないで、商品化された野菜が、この名称で呼ばれています。

無農薬野菜

農薬は使用しないが、化学肥料と除草剤を使用しているものが、この名称で呼ばれています。

完全無農薬野菜

土壌に3年以上農薬を使用していない土地であり、化学肥料はおろか除草剤も使用しない野菜です。もちろん作り方と産地を明記してある野菜がこの名前で呼ばれています。
(農林水産省の指導により通常の流通経路では扱えない野菜です。)

そうなのかあ?こんなふうに分類されてるとは知らなかった。